名古屋西高等学校、約100年の歴史と伝統のご紹介です。
愛知県立第二高等女学校
本校は大正4年(1915年)4月に愛知県立第二高等女学校として設立されました。
戦前は各県二高女と女子師範が共存しており、本校でも愛知県女子師範学校と併設されていました。
当時、校庭には老松、栴檀、桜の大木などがふんだんに植えられ、緑豊かな環境がつくられていました。春になると桜が満開となり、その美しさは県下随一だったと語られています。
また風格のある校舎が幾棟も建ち並び、理想的な教育の場が形作られていました。
しかし昭和20年(1945年)5月14日、大空襲により校舎は焼失してしまいました。
今では失われてしまった風景がそこにはありました。
~過去から現在、そして未来へ~
愛知県立名古屋西高等学校
太平洋戦争後の教育改革により、愛知県立第二女学校は愛知県立名古屋西高等学校へと引き継がれました。
資金難など幾多の困難を乗り越え名古屋西高等学校は立ち上がりました。
写真:昭和27年ころの校門
変わりゆく昭和という時代の中で、様々な教育活動が行われてきました。
現在の名古屋西高校の風景
どこか温厚で温かみのある校風は、県立第二女学校の面影を感じさせます。
創立100周年記念
平成27年10月24日(土)、創立100周年記念式典および記念公演を開催しました。
本校は平成27年、創立100周年を迎えました。それを記念して、学校と「名西会」(本校同窓会)とPTAとが一体となり、「夢・応援!」-憧れの美よ永遠よ-のスローガンで「記念式典」及び「記念公演」を開催しました。