「創造表現コース」(通称 創表)とは

平成30年度から全日制普通科文型に新設された、多種多様な表現の授業を通して、
創造性やコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力などの表現力を育成するコースです。

その1.「舞台表現Ⅰ・Ⅱ」


舞台表現では、主に演劇...いわゆる演技の実践を通して、表現方法の知識と技術を身につけながら言語感覚や自己表現力を磨きます。
2年次は発声練習、スローモーションやストップモーションなどのシンプルなものから始まり、短編劇の上演を、3年次はオリジナル劇の稽古を中心に、成果発表会での上演を目指します。
なお、3年次には『日本史研究』との選択科目になります。


生徒の声・・・演技とか全然したことがない素人でも楽しみながらやれる。最初は苦手で嫌だった授業も、今では演技をすることが楽しみだと思えるようになった。




その2.「ダンス表現Ⅰ・Ⅱ」


ダンス表現では特別講師 まほろば遊先生の下、様々なダンスを通して、空間を利用したり、 緩急をつけた身体表現力や、振り付けを自分たちで作ることによって独創性を育みます。
コース登録時に『文章表現』との選択科目となります。





その3.「文章表現Ⅰ・Ⅱ」


文章表現では特別講師 諏訪哲史先生の下、自分の考えや思いを文章に表現する能力を身に 着けます。多様な文章に触れ合うのみならず、自作の文章作品を創作することで、自分の文体を確立します。
各々が作った文章作品を批評しあい、より完成度の高い作品を目指します。
コース登録時に『ダンス表現』との選択科目となります。


生徒の声・・・諏訪先生の授業は普通の高校生活では絶対に得られないような貴重な体験。自分の文体と他の子の文体を比較、批評するのも新鮮で面白い。




その4.「メディア表現」


3年次限定の科目です。コンピュータ上でCGや動画、プログラミングに関するソフトウェアの中から テーマに適した手法を選び、自分たちの作品を制作します。一つの手法を堀下げた授業を行います。
第一期生は、下のリンクにある完全オリジナルの3DCGアニメーションの制作や、この創造表現コースのHPの制作を行いました。
3年次に『ダンス表現』『文章表現』との選択科目となります。


生徒の声・・・今も昔もパソコンは苦手、でもメディアはネットだけじゃない。自分で選んだメディアで作ったものが視覚的な形として残せるのが、独特のやりがい。




その5.「英語プレゼンテーションⅠ・Ⅱ」


通称、英プレ。自分の意見を英語で発信し、意見を交換し合うことで、英語による表現に慣れていきます。 プレゼンを通して自分が興味を持つ分野を深めていきます。
自分たちで決めたテーマについて調べ、どのようにすれば相手に上手く伝えられるか、スライドショーや写真、アンケート結果など の視覚資料を作成したり、時には英語のプレゼン時に役立つ文法や知識も身に着けながら、聴衆の前でプレゼンを成功させることを目指します。
3年次にはプレゼンだけでなく、 入試対策として長文読解演習も行います。


生徒の声・・・文系の英語からさらにステップアップして、自分の意見や調べたことを人に伝えることができるようになった。




その6.「国語研究」


3年次限定の科目です。多種多様な外部講師をお招きし、それぞれの立場から講義をしていただき、 文章表現とはまた違った観点から国語力を深めます。令和2年度では新聞記者による文章作法、朗読家による朗読、 大学教授による講義を行いました。特別講師がいらっしゃらない時は入試問題演習や文章読解も行います。


生徒の声・・・様々な分野から特別講師の方が来てくれるっていうだけでスペシャル感満載。授業の内容も普通の国語と違うし、中身も濃いから楽しい。




その7.「日本史研究」


3年次限定の科目です。名西周辺のフィールドワークや博物館の学芸員の講演などを交えながら名古屋の歴史に ついて学びます。各々がテーマを選択しレポート等の作成を通じて歴史的思考力を養います。
3年次に『舞台表現Ⅱ』との選択科目となります。













普通科文系との細かな違い


文系では経験できない魅力的な独自科目を学習する反面で、他の一般科目の単位数が文系と違います。
文系が2年次に学ぶ『倫理』の授業は創造表現コースにはありませんし、国語や数学等の単位数が文系より少ないです。
違いを理解したうえでよく考えて創造表現コースか文系かを選ぶ必要があります。



ここではパンフレットに載っていない創表生への疑問にQ&A形式で答えていくHP限定のコーナーです。


Q.ぶっちゃけ、なんで創表を選んだの??舞台とかそういう路に進みたいの?
A.人によって様々。舞台や英プレなど、ある一つの科目に魅力を感じて入った人もいれば、ただ人と違うことがしたくて入った人もいる。


Q.ぶっちゃけ、創表の中で一番楽しかったことは?
A.成果発表会と言う人もいれば、西高祭、スタジオでの発表会…なんなら普段の授業など、これも様々。


Q.ぶっちゃけ、創表に来てよかったことはある?
A.自分が興味を持っていた分野を更に深く学べた。ここに入ってから自分の目指す進路を見つけられた。など…


Q.ぶっちゃけ、一番好きな創表の独自科目は何??
A.創表一期生にアンケートを実施したところ、舞台表現が最も好きと答えた生徒が多かったですが、文章表現などのその他の科目を答える生徒も多くいました。


Q.ぶっちゃけ、創表に入って良かったと思ってる?
A.こちらもアンケートを行いましたが、回答した生徒全員が口をそろえて「YES!」と回答していました。


他にも質問募集中です。お寄せいただいた質問には随時HP上でお答えします。





-SPECIAL-





-NEWS- 創表ニュース


〇 令和2年度成果発表会における情報表現Ⅱ生徒作品「イレーサー」です。

〇 令和2年度の創造表現コース(3年生)の様子です。

〇 令和2年度の創造表現コース(3年生 舞台表現Ⅱ)の様子です。

〇 令和2年度の創造表現コース(3年生 舞台表現Ⅱ)の様子です。

〇 令和2年度の創造表現コース(3年生 国語研究)の様子です。

〇 令和2年度の創造表現コース(3年生 舞台表現Ⅱ)の様子です。

〇 令和2年度の創造表現コース(3年生 国語研究)の様子です。

〇 令和2年度の創造表現コース(2年生 学校設定科目)の様子です。

〇 令和2年度の創造表現コース(3年生 国語研究)の様子です。

〇 令和2年度の創造表現コース(2年生 学校設定科目)の様子です。

※制作…名古屋西高校創造表現コース メディア表現(旧:情報表現)選択者